ブログ2023/08/01
住宅ローンには途中で金利が変わる変動金利と、
ずっと金利が変わらない固定金利がありますが、
個人的には、基本的に固定金利(全期間固定)を
選んだ方がいいと思っています。
そして、自己資金を可能な限り入れて、
借入額は出来るだけ減らした方がいいと思っているのですが、
返済期間については出来るだけ長くしておいた方がいいというのが、
住宅ローンについての個人的な見解です。
おはようございます。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオの新内です。
では今回はなぜ私がそう考えているのか?
その理由をお伝えしていきたいと思います。
あくまで、個人的な考えであり、
正解かどうかも分からないし、
これに従う必要もないので、
参考程度に読んでもらえたら幸いです。
まず1つ目の理由が、返済金額がずっと同じだということです。
つまり、今後ずっとこの固定費に狂いが生じないからです。
変動金利の場合、途中で必ず金利が変わるため
そうなれば返済金額も変わることになり、
都度、銀行と金利の交渉をしなければいないし、
仮に、その交渉がうまくいかず
返済金額が上がってしまうことになれば、
家計の収支が狂ってしまいますからね。
また、今の金利水準の低さも
固定を選んだ方がいいと思っている
もう1つの理由です。
もちろん、変動金利と比べると高くはなるのですが、
それでも1%代中盤の金利というのは、
かなり安いと言っても過言じゃありませんからね。
この2点が、僕が全期間固定を基本的にオススメする理由です。
この理由は、毎月の返済金額を少しでも小さくするためです。
そして、手元に残るお金を積立投資に回してもらうためです。
積立投資に回すべき理由は、
銀行に貯金するよりもはるかにお金が増える可能性が高いからです。
なので、出来るだけ自己資金を入れることによって返済金額を小さくし、
この浮いたお金を「つみたてNISA」を利用しつつ
積立投資をしていってもらえたらと思います。
完全にとは言い切れませんが、
まだお子さんが小さいなら、今から積立投資を始めれば、
子供たちの進学資金の大部分が賄えるぐらい
お金が増えるかもしれませんからね。
そんなこんなで、現金を必要以上に手元に残したり、
全くお金が増えない銀行の口座の中に預けておかずに、
ギリギリいっぱいまで頭金として入れていただけたらと思います。
返済期間が長い方がいい理由は、
1つが毎月の返済金額が小さく出来ること。
先程も申し上げた通り、積立投資に浮いたお金を回してもらいたいからですね。
そして、もう1つの理由が、
おそらく35年後も当たり前のように働いている可能性が高いことです。
つまり、35年後も安定収入がある可能性が高いということですね。
これからは定年となる年齢もどんどん伸びていくでしょうし、
年金をもらう年齢を遅らせた方がもらえる年金額も多くなるし、
そもそも住宅ローンには、団体信用生命保険という
名義人にもしものことが起こった場合、
ローンの残債がゼロになるという定期保険が含まれていますしね。
以上の理由から、
返済期間を短くする必要はないと思っている次第であります。
いかがでしたか?
ざっとしたご説明なので少し分かりにくい部分もあったかと思いますが、
なんとなくご理解いただけたでしょうか。
とはいえ、日本は基本的に金融教育がなされていないため、
投資に対するネガティブな印象があり、
なかなかこの考え方を受け入れられないかもしれません。
あるいは、そうすべきだと思っていても
今一歩踏み出せていないという方もいらっしゃることと思います。
なので、そんな方はぜひ一度弊社にお越しいただければ、
詳しくお話しさせていただきますのでお気軽にご連絡ください!
それでは・・・。