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南向きの土地が損をする理由

あなたが土地を買わないといけないとしたら、
確実に日当たりが良い土地にしたいとお考えになると思います。
そして、その代名詞である南向きの土地を中心に
土地選びをすることと思います。

確かに、南向きの土地は土地全体に日陰が全く出来ないため、
そうじゃない土地に比べると抜群の日当たりをほこるわけですが、
一方で、大きなデメリットが2つあることも知っておく必要があります。

おはようございます。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオの新内です。

では、そのデメリットとは一体どんなことなのでしょうか?
言われてみると「はっ!?」と感じることなのですが、
案外みんな知らないので、
ぜひ、この機会に覚えておいていただけたらと思います。

高い・高い・高い・高い

なぜ「高い」という言葉を4つも並べたのかというと、
土地・家・外構・借り入れ、
この4つが全て最も割高になるのがこの南向きの土地だからです。

1つ1つ紐解いていきましょう。
まずは土地から。

これは誰でも分かることですよね?
あなたが良いと思っているものは、
他のみんなも良いと思っているから。
あなたが欲しいと思っているものは、
他のみんなも欲しいと思っているからですね。

つまり、供給よりも需要が上回ると予想される商品には、
自然と高い価格が設定されるというわけです。
かつ値引き枠も一切ないって感じですね。

では、続いて家と外構について。
家と外構が割高になる理由は、
南向きの土地に建つ家をご覧いただくと一目瞭然です。

南向きの土地に建つ家は、
基本的に外から丸見えになってしまうため、
プライバシーを確保するための工事が必要不可欠となります。

例えば、リビングの延長線には
ウッドデッキをつくるのが当たり前ですが、
外から丸見えのままのデッキでは、
落ち着いてバーベキューも出来なければ、
のんびりとリクライニングチェアに座って
日向ぼっこも出来ないですよね?

それゆえデッキの周りに目隠しをつくるか、
あるいは敷地の塀を高くするか、
あるいは木を植えないといけなくなり、
それらに余分なコストがかかることになります。

また、南向きの土地に建つ家は、
間取りが一目瞭然で分かるため、
防犯にも配慮する必要があり、
住む地域によってはセコムやアルソックといったセキュリティ会社に
お願いすることも検討する必要があるかもしれません。
となると、数十万円余分な工事費用とその維持費用がかかります。

さらに、南向きの土地では、
南面に設置する大きな窓の数も最も多くなりやすいため、
シャッター代金もバカになりません。
なんせ、南向きの土地は最も台風の直風を受けやすいため
シャッターが必需品となるからです。

そんなこんなで、家や外構にも余分な工事が必要となり、
土地に加えて家や外構まで高くなりやすいのですが、
この結果、高くなるのが銀行からの借り入れというわけですね。

せっかく日当たりがいいのに・・・

そして、もう1つのデメリットが
ずっとカーテンが開けられないことです。
土地によったら道路から家の中が丸見えになるため、
レースどころか遮光カーテンまで
ずっと閉めておかないといけませんからね。

この場合、家の中は朝からずっと薄暗い状態になってしまいます。
一番メインの窓から光を採り込むことが出来なくなるからです。

結果、朝からずっと照明なしでは過ごせなくなってしまいます。
薄暗いどんよりとしたキッチンで、
料理を作らなくてはいけなくなってしまいます。
薄暗くジメジメとした洗面で
身支度をしなくてはいけなくなってしまいます。

悲しい現実ですが、
これもまた南向きであるがゆえに起こりやすいことなんですよね。

以上の2つの理由から、
南向きの土地にこだわる必要は一切ないと思っている次第です。

もちろん、南向き同様にその他の土地にも、
必ずメリットとデメリットの両方が存在するわけですがね。

土地選びで重要な視点

それは、その土地で考えられる
デメリットまで先回りして考えられるかどうかです。
南向きの土地の場合、
プライバシー問題と明るさ問題、
そしてなによりコスト問題ですね。

「えっ!?そんなことまで!?」と思われたかもしれませんが、
ホントに住みやすい家をつくるためには、
そこまで考慮しながら土地を選び、
その土地に合わせて間取りを考えなければいけないですし、
そんな家をあなたの予算の範囲内で仕上げることがなにより重要なことです。

なので、土地選びは自分たちだけでするのではなく、
また家の専門家でもない不動産屋さんに意見を仰ぐでもなく、
必ず建築のプロである住宅会社と一緒にしてもらえたらと思います。

土地選びに失敗しないためには、
あなたが土地に掛けられる予算と、
どれくらいの広さの土地が必要なのかと、
あなたが建てたい家の実現のためには、
どんな土地が理想的なのかを知っておくことが必要不可欠ですから。

それでは・・・。

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