ブログ2022/06/24
住宅ローンには
変動金利と固定金利があるのですが、
変動金利は返済の途中で
金利が変わってしまう反面、
固定金利に比べて金利が安い
という特徴を持っています。
しかし、現在は
選ぶ住宅ローン商品によっては、
変動金利と固定金利の金利差が
それほどない状態となっています。
それゆえ、弊社では基本的に固定金利を
オススメさせていただいているのですが、
それでも、少しでも金利が安い方がいい
という方もいらっしゃると思うので、
今回は、変動金利のことについて、
少し詳しく掘り下げてお伝えしたいと思います。
決して変動金利がダメだという話じゃないので、
とある地方銀行の10年固定という
変動金利を選んでいる僕の話も交えつつ、
お伝え出来ればと思います。
おはようございます。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオ の新内です。
では早速お伝えしていきますね。
今回お伝えしたいことは3つです。
ではまず1つ目から。
変動金利の場合、
期間満了時に金利が変わります。
そしてその時は確実に金利が上がるので、
他行に借り換えをするか、
あるいは金利の交渉をする必要があります。
では、借り換えをする場合と
交渉をする場合と両方について
簡単にお伝えさせていただきます。
借り換えの場合↓
他行に借り換えをしようとしたら、
いろいろと費用がかかります。
まず、今借りている銀行の
抵当権を抹消する費用、
そして、新たに借りる銀行で、
抵当権を設定してもらう費用、
新たに借りる銀行に支払う手数料などです。
となると、それらの費用を手持ち金の中から出すか、
あるいは、それらの費用もローンに組み込むか、
いずれかの選択を強いられます。
また、借り換えをする度に、
銀行をあちこち行ったり来たり
しないといけないので、
なかなか手間と時間を食うことになります。
交渉をする場合↓
借り換えをするのが面倒臭い僕は、
これまで12年の間で2回銀行に行って、
「金利安くしてくださいよー」
とお話しをしました。
そして、その甲斐あって、
2回とも快く金利を
下げてくださったんですが、
僕がローンを借りている銀行では、
その都度50,000円(税別)の手数料がかかります。
つまり、2年前に金利を下げてもらった時は、
54,000円の手数料がかかったんですが、
金利を下げてもらうことによって、
毎月減った返済額が3,000円だったので、
それを取り戻すのに18か月もかかりました。
とはいえ、ローンの残存期間を考えると、
めちゃくちゃ大きいので、
しっかりと交渉すべきなんですが、
覚えておいて欲しいことは、
この場合でも、手数料がしっかりとかかるということです。
(聞く話によるとJAは手数料いらないらしいです)
ご存知だと思いますが、
住宅ローンを借りる時には、
銀行がしている生命保険に
加入しなければいけません。
団体信用生命保険というやつです。
となると、10年後も変わらず
健康でいないといけません。
なので、最低限食事に気をつける、
適度に運動をするなどして、
健康管理をきちんとしていかないといけません。
まー、それでも、
病気になってしまった場合は
どうしようもないですが、
とにかく、住宅ローンと生命保険が
セットであるということを
忘れないことが大切です。
最後にお伝えすることは、
コツコツでいいんで、
毎月お金を貯めていってください
ということです。
現在の日本の状況を見る限り
まずあり得ないことかもしれませんが、
仮に大きく金利が上がってしまったとしたら、
返済負担も上がってしまうからです。
もちろん、景気が良くなるということは、
それに連動して所得も増えているはずなので、
もしかしたら返済が上がったとしても、
なんの問題もないかもしれませんが、
それも含めて、どうなるかなんて
誰にも分からないので、
常に最悪に備えて準備しておくことが
とっても大事なことだと思います。
以上の3つが
変動金利を選ぶ場合の心得というか、
知っておくべきポイントです。
ということで、
金利が安いことはとっても重要なことですが、
単純にそれだけで住宅ローンを選ばずに、
こういったことも踏まえながら、
住宅ローン選びをしていただければと思います。
それでは・・・。