ブログ2022/03/08
めちゃくちゃ田舎で、
そもそも売られている土地面積が
100坪ぐらいある場所なら仕方ないものの、
あなたが住む地域がそうじゃないとしたら、
出来るだけ土地面積は小さくすべきです。
というのも、家づくりの終盤で、
ほぼ確実に理想と現実のギャップに
苦しむことになるからです。
具体的に言うと、
思い描く理想の「庭」と、
予算内で実現可能な「庭」との間に
大きなギャップが生まれ、
その調整に頭を悩ませることになる
ということですね。
おはようございます。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオ の新内です。
さて、今回お伝えしたいのは、
「庭」は想像以上に工事費用が高いということです。
これはリフォーム工事でも
ちょくちょくあることなのですが、
なんとなくこれくらいだろうと
自分で勝手に思っていた金額の
2倍ぐらいになることが多いんですよね。
100万円ぐらいちゃうかなあ?
と思っていたところ、
200万円という見積もりが出てきたので、
ビックリした的な感じですかね。
なので、うちでは今からお伝えする
2つのことを実行していただくことで、
出来るだけそのギャップが生まれないようにしています。
まず1つ目が、
冒頭でもお伝えしたように
出来るだけ土地を小さくしてもらうということです。
そして、そのために資金計画にて
土地の予算を具体的に試算し、
かつ、どんな家を建てたいかをお聞きした上で、
土地探しをするようにしています。
こうすれば、
建てたい家にフィットする
土地を買いやすくなるからです。
無駄に土地を余らせたら余らせたで、
その維持管理だって大変になりますしね。
そして、これをクリアした上で
2つ目にやるべきことが、
土地に無駄な余白をつくらないように
家の設計をするということです。
例えて言うなら、
平屋が建てられるのに、わざわざ2階建てを建てない
ということですね。
住みやすさや使いやすさ、
そして居心地の良さといった機能面においても、
また耐震性や耐久性や温熱環境といった
性能面においても、平屋の方が
スペックが高いわけですしね。
まぁ、土地探しをする前に、
どんな家を建てたいかを明確にし、
それに合わせて土地選びをすれば、
自ずと無駄な余白は出来なくなるんですけどね。
まずは、この2つの条件をクリアすることが、
「庭」のコストを最小化するための
大前提だというわけですね。
以上の2つをクリアしていれば
必然的に「庭」の工事面積が小さくなるので、
後はコンクリートを打つ費用と
砂利を敷く費用との差が
一体どれくらいなのかさえ
把握しておけば大丈夫です。
もちろん、その費用は
外構屋さんによって違うでしょうから、
ここでは具体的な費用は記載しませんが、
知っておくといいのは、
コンクリートの価格は、
砂利の価格の3〜4倍だということです。
つまり、仮にコンクリートの見積もりが
60万円だったとしたら、
それを砂利に変えるとそれだけで
金額が40万円〜45万円安くなる
というわけですね。
ということで、
この相場感さえ分かっていたら、
価格の調整もしやすくなるので、
ぜひ参考にしながら、
土地選びをしていただければと思います。
最悪なのは、
無駄に広い土地を買って、
なぜかそこに2階建てを建てることなので、
そんな非合理的なことだけは
絶対にしないように気をつけてください!
それでは・・・。