ブログ2020/11/06
“お金は手堅く貯めていきたい・・”誰もがこのように
お考えになると思いますが、では、あなたにとって手堅いお金の貯め方とは、
一体何なのでしょうか?
そして、その手堅い貯蓄先は、一体どれほどの恩恵をもたらしてくれるのかを、
あなたはご存知なのでしょうか?
おはようございます。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオ 新内です。
貯蓄と言えば、真っ先に思い浮かぶのは、「銀行」ですよね。
実際、日本人の金融資産の52.5%は、「現金・預金」で占められており、
これはつまり、銀行にお金を預けておくことが、最も当たり前に
なっているということです。
アメリカの現金・預金比率はわずか13%なので、相対的に見てみると、
日本人がいかに銀行を信用しているのか?
ということが、よく分かりますよね。
では、現金の多くを銀行に預けておくことは、
本当に一番賢明な選択なのでしょうか?
あなたは、銀行の普通預金金利をご存知でしょうか?
また、銀行の定期預金金利をご存知でしょうか?
現在の銀行の普通預金金利は0.001%なのですが、
仮にあなたが、銀行にお金を預けておくことによって、
年間で10,000円の利息を期待するとしたら、
一体どのくらいの現金を預金しておかないといけないと思いますか?
1000万円でしょうか? あるいは100万円でしょうか?
いいえ・・・現実は?と言うと、とてもじゃないけど、
その程度の貯金では利息なんてほとんどつきません。
いや、むしろ時間外でお金を下ろした時の、110円や220円の手数料の方が、
年間でついてくる利息よりも大きいぐらいだったりします。
仮にあなたが、銀行に預けておくことで年間の利息を10,000円
増やしたいと思うなら、銀行に約12億円も預けておく必要があります。
とてもじゃないけど現実的な話ではないですよね?
であれば、前回お伝えさせていただいた、iDeCoに加入し、
貯蓄しつつ節税もした方が、圧倒的に少ない費用で、
遥かに効率良く、お金を増やすことが出来ると思いませんか?
毎月20,000円積み立てていけば、年間で240,000円の貯蓄が
出来ると同時に、節税によって年間約48,000円も
お金が増えるわけですからね。
親世代が若かった頃の日本は、住宅ローン金利も高かったのですが、
その分、預金金利も高かった時代でした。
それゆえ、銀行にお金を預けておきさえすれば、確実にお金が
増えていっていた時代でした。
ですが、現在は、住宅ローン金利も格段に安くなっているものの、
それ以上に預金金利が格段に安くなってしまっている時代です。
ですから、以前と現在とでは、状況が違うということをしっかりと
認識していただき、古いイメージに捕われることなく、
正しい判断をしていっていただければと思います。
大切な資産を守っていくためにも、正しい知識をつけて、将来のために、
堅実に金融資産を増やしていってください。家を建てながらも、です!
今後インフレが発生し、物価が上昇してしまったとしたら、
必然的に現金の価値は下がってしまうので、その点から考えても、
現金だけでお金を貯めていくことは、決して賢い行為とは言えないですしね。
それでは・・・。