ブログ2020/02/28
家づくりをする時、
住宅ローン、火災保険、登記といった諸経費に、
けっこうな費用がかかりますが、
これ以外にもさらに様々な経費がかかります。
こんにちは。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオ 新内です。
まず予算計上しておくべきなのが、
“地盤改良工事費用”です。
この工事は、地盤調査をしてみないと、
必要となるかどうかも分からなければ、
地盤の状態や建てる家の形状などによって、
かかってくる費用もバラバラです。
つまり、間取りが決まり、配置が決定するまでは、
調査も出来ないため、工事着工の寸前まで、
改良費用がいるかいらないかが分からない上、
もし、改良判定が出たとしても、
費用が全く一定ではないということなのですよね。
それゆえ、最悪のことを想定した上で、
ゆとりをもって予算計上しておくことをオススメします。
もし、改良判定が出なければ、
その分、家づくりの費用を浮かすことも出来れば、
浮いた費用を庭の工事や家具などに
充ててもいいわけですからね。
続いてが、新たに購入する
“家電”や“家具”などの費用です。
家電で、まず必要となるのが、
“ルームエアコン”です。
リビングダイニング用だけなのか?
寝室用も購入するのか?
子供部屋の分も購入するのか?
など、具体的に決めておくことで、
より正確な資金計画を行うことが出来るようになります。
また、テレビ・冷蔵庫・洗濯機といった
大型の家電製品なども、
家づくりと同時に買い替えたいとお考えの方も
多いのではないでしょうか?
特に、年中無休で使用する冷蔵庫やテレビなどは、
エアコンよりも多く電気を消費していることから、
古い型を使用している方は、
無駄に電気代を高くしてしまわないためにも、
買い替えた方が良い場合もあるので、
家電の購入コストまで予算計上しておくことを
オススメしています。
そして、新しい家になれば、
それに合わせて買いそろえたくなるのが、
家具ですよね?
ダイニングテーブルと椅子のセット・・・。
ソファーにローテーブルにテレビボード・・・。
など、リビングダイニングに置くことになる家具は、
オシャレな家にするためには、
とっても重要な要素になりますからね。
さらに、引っ越しにかかる費用も、
予算計上しておくべきです。
自分たちだけで全てやってしまうのか?
重たいものだけ引っ越し業者に頼むのか?
全て引っ越し業者に頼むのか?
によって値段が変わってきますからね。
また、引っ越し代金は、
引っ越しの時期や日によっても、
値段が違ってくることになるので、
こういった点も考慮しながら予算計上していきます。
この他、テレビやインターネットなどの通信工事費用も、
予算計上しておかないといけない項目だし、
地鎮祭の時の費用や、上棟の時の費用なども、
忘れず予算計上しておいていただければと思います。
いかがでしたか?
おそらく、あなたが考えている以上に、
いろんなお金がかかるなーと感じられたのではないしょうか?
これらを予算計上し忘れた状態で、
家づくりを進めてしまえば、
土地や家に予算を掛け過ぎてしまい、
住宅ローンにその負荷がかかってきたり、
もしものために残していた貯金などに
手を付けざるを得ない状態になってしまいます。
ですから、まずは別途でかかってくる費用が、
自分たちはどれくらい必要なのか?を、
ご理解いただいた上で、土地を探すようにし、
家の設計をしてもらってください。
順番を間違えてしまうと、
後から取り返しがつかないことになってしまいますから。
それでは・・・。