ブログ2019/09/06
使いやすさや住みやすさだけじゃなく、
耐震や省エネルギ―という観点から見ても、
「平屋」は最もオススメな住まいです。
しかし、どんな「平屋」でも住みやすいのか?と言うと、
決してそうではなく、間取りが悪かったら、
2階建住宅以上に住み心地の悪い家になってしまいます。
それゆえ、平屋を建てる場合には、
いくつかのコトに注意しなければいけません。
こんにちは。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオ 新内です。
ということで、平屋がいいな~とお考えのあなたが、
せっかく平屋を建てたのに実際は住みにくい・・・。
という悲しい現実に直面しないためにも、
今回は、平屋を建てる際の注意点についてお伝えしたいと思います。
まず、注意すべきコトはこれではないでしょうか?
というのも、平屋は全ての部屋が
周囲からの視線にさらされる1階にあるからです。
それゆえ、外に向かってオープンな窓ばかりつくってしまうと、
外から家の中全てが丸見えになってしまうだけじゃなく、
泥棒に狙われやすい防犯性の乏しい住まいになってしまいます。
また、平屋の場合、洗濯物を干すところにも注意しないといけません。
丸見えのところに干せば家族構成が分かってしまうし、
それだけじゃなく、家の景観も台無しになってしまいますからね。
続いて注意すべきポイントは、明るさと風通しです。
周囲に向かってオープンな窓ばかりつくってしまうと、
周囲の目が気になり、カーテンを開けることが出来なくなってしまいます。
そしてその結果、光を遮ってしまうだけじゃなく、
風が通らない家になってしまいます。
カーテンが開けられないわけですからね・・・。
さらに、最悪なのは、
大きな窓のシャッターをずっと閉めっぱなしにしてしまうことなのですが、
これでは家の中が真っ暗になってしまい、
そもそも、なんのために窓をつくったのか意味がなくなってしまいます
そして3つ面の注意点がコストです。
平屋は、最も坪単価が高くなる住まいです。
おそらく、同じ材料を使った場合、
一般的な2階建ての家よりも、坪単価は10万円前後高くなることでしょう。
それゆえ、無駄になりそうなスペースや、
部屋の広さや部屋数などについて、もっと掘り下げて考え、
出来るだけ面積をコンパクトにしていく必要があります。
そして、必要なものは一切妥協することなく家をコンパクトにすることで、
合理的に家のコストを圧縮していくようにします。
以上の3つを意識しながら間取りがつくれれば、
最小限のコストで最も住みやすい
平屋の住まいを建てることが出来、
かつ、たとえ土地から買わなければいけないとしても、
家賃と変わらない返済で家づくりが出来るようになるかもしれません。
というのも、この設計概念で間取りをつくることが出来れば、
どんな土地でも、明るくて住みやすい住まいがつくれるようになるため、
結果、土地の取得コストが大幅にカット出来るようになるからです。
また、土地取得コストや建築コストだけじゃなく、
庭の工事費用までもカットすることが出来ます。
平屋にすることで、敷地に出来る無駄なスペースを最小限に出来るし、
デザイン性と防犯性に優れたお家は、
塀や目隠しや植栽などに無駄なコストをかける必要がないからです。
もし、あなたが「平屋」を建てたいとお考えであれば、
一度弊社が建てる「平屋」をご覧いただければと思います。
無理のない返済で手に入れられる、
けど、とっても住み心地がいい暮らしやすい平屋の住まいを。
それでは・・・。