ブログ2019/06/18
例えば、もしあなたが4人家族で、建てたい家が平屋だとしたら、
土地の広さは60坪もあれば、駐車場を4〜5台分つくりつつ、
余裕をもって家を建てることが出来ます。
また、同じ4人家族で、あなたが建てたいと思っている家が2階建てだとしたら、
土地の広さは40坪もあれば、駐車場を3〜4台分つくりつつ、
余裕をもって建てることが出来ます。
もちろん、これは土地の形や家の形によって違ってくるため
一概には言えないことなのですが、何が言いたいのかというと、
余ってしまうほど広い土地を買う必要はないということです。
こんにちは。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオ 新内です。
土地を広く買えば、家づくりの予算が上がることはもちろんのこと、
庭の費用も上がってしまうことになります。
また固定資産税も高くなってしまうことにもなります。
ですから、土地は可能な限り必要最小限の広さにて購入することをオススメします。
もし、あなたが住みたいと考えているエリアの土地の坪単価が20万円だとしたら、
10坪土地面積を抑えることが出来れば、
家づくり予算を200万円抑えることが出来ることになるし、
それに加えて、庭の工事費用も20万円ほど抑えることが出来ます。
それに銀行に支払う利息を合わせればさらに45万円、
つまり265万円もの予算をカットすることが出来るようになります。
また、家だって土地同様に、あれこれに備えようとして
余るほど大きくつくる必要はありません。
例えば、平屋で30坪という大きさは、多くの方にとって不必要な面積だったりします。
無駄にたくさんの廊下をつくるなら話は別ですが、
もし無駄なく間取りをつくったとしたら、25坪もあれば
4人家族では充分な広さの部屋と驚くほどたっぷりとした収納をつくることが出来ます。
25坪という広さがあれば、趣味のものまで置いておける大容量の土間収納に、
冷蔵庫や家電、食器だけじゃなく書類や日用品まで片付けておける超大型のパントリー、
そして家族全員の洋服が全て片付けておけるぐらいのゆったりウォークインクローゼットに加えて、
キッズルームそれぞれに充分な収納をつくることが出来ます。
そして、4人がけのダイニングテーブルセットと3人がけソファーが置ける
対面キッチンタイプの広々したリビングダイニングキッチンに、
ダブルベッドとシングルベッドが並べられるベッドルーム、
シングルベッドと学習机を置くことが出来るキッズルームをつくることが出来ます。
もし、無駄のない間取りをつくることができ、5坪も面積を縮めることが出来れば、
家のコストを300万円縮めることが出来るようになります。
となると、銀行に支払う利息も合わせると360万円もの予算をカットすることが
出来るし、さらに土地面積を5坪カット出来たとしたら、先程の例で計算するならば、
土地にかかってくる予算を、さらに135万円ほどカットすることが出来ます。
となると、最大で、265万円+135万円+360万円=760」万円も
家づくりの予算を抑えることが出来るようになるかもしれないということなのですよね。
35年返済で考えたら、毎年約22万円も使えるお金が増えるということですね♪
また、これに加えて、省エネに優れていること&家をコンパクトにしたことで、
光熱費を毎月平均で約10,000円もカット出来るとしたら?
さらに、もう12万円ぐらい使えるお金が増えるということですよね。
もしそうなるとしたら、あなたはこのお金をどのように使いますか?
年1回の家族旅行を年2回に増やしますか?
あるいは、旅行回数は増やさずに宿泊日数を増やしますか?
あるいは、趣味のものや欲しいものに使いますか?
あるいは、老後に備えて堅実に貯金に回しますか?
いすれにせよ、このお金は
あなたのこれからの暮らしをより豊かなものにしてくれるはずです。
もちろん、お金に余裕があるなら、土地にも家にもいくらでもお金を
費やしても良いと思います。
また、家のためなら他のことを犠牲にしても良いとお考えなら、
そうしていただいても、ぜんぜん良いと思います。
その選択はあなたの自由です。
ですが、一生に一回の買い物だからだとか、
周りの人たちの意見や目を気にしたりだとか、
意味のない見栄を張ったりだとかで、
本当に大切なモノやコトを決して見失わないようにしていただければと思います。
それでは・・・。