ブログ2019/04/02
土地探しからの家づくり
まずは資金計画から行い、土地、家、庭、それぞれに
一体どれくらい予算を充てることが出来るのか？を、
しっかり決めてから家づくりを進めていけば、
大幅に予算オーバーすることがなくなります。
こんにちは。
ＳＩＭＰＬＥ ＮＯＴＥ 岡山南スタジオ 新内です。
ある施主様は資金計画で土地、家、庭にそれぞれの予算を決めた上で、
土地探しを行なっていただいていたものの、
家の予算をより優先させた結果、
土地予算が少なくなってしまったため、
なかなか思うような土地に巡り会えず、
土地探しに非常に苦労されていました。
予算通りの土地を見に行けば、
『んーーー・・・・』という感じの土地ばかりだし、
良さそうな土地を見つけたかと思えば、
決めた予算を大きく上回っていたり・・・
しかしながら、住む地域が決まっている場合、
現在ある情報の中で、どこかに決めなければ、
家づくりが先送りされていくばかりになってしまいます。
となれば、ローン返済が終わる歳が、
どんどん先延ばしになっていくか、
あるいは返済年数がどんどん短くなってしまい、
結果、毎月の返済負担を上げるか？
それが無理なら予算をさらに下げるか？
のいずれかの選択をせざるをえなくなってしまいます。
いずれにせよ、あまり好ましくない結果ばかりですよね？
ですから、施主様は家の予算を削るようにすることで、
土地予算をその分アップさせ、
気に入った土地をご購入されるという決断をされたのでした。
もちろんその結果、
土地の予算が超えてしまった分だけ、
家の予算は当初の予定より減ってしまったわけなので、
その分なにかしら削るようにしなければいけません。
とはいえ、耐震性に優れた家にしたいし・・
夏暖かくて冬涼しい家にしたいし・・
収納も充分に欲しいし・・
広くて開放的なリビングダイニングキッチンにしたいし・・
家事動線にいい家にしたいし・・
明るくて風通しのいい家にしたいし・・
人目が気にならない、居心地の良い家にしたいし・・
たとえ予算が厳しくなったとしても、
一生暮らす家を建てるわけなので、
やはりこれら全てを実現した住まいにしたい・・
と思うのが普通の気持ですよね？
ということで、
次回は、予算を圧縮しながらも、
これら全てを実現した施主様の住まいについて、
もっと具体的にいうと、
機能性とデザイン性の両方に抜群に優れた住まいを
税込1500万円弱という予算で実現した住まいについて、
具体的にお伝えしていきたいと思います。
もちろん、コンパクト住宅の多くが将来陥るであろう、
部屋や収納不足による老後の無駄な増築費用だって
全く不必要な設計にもなっているので、
その点にも着目していただければと思います。
それでは・・・。
