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ブログ2018/12/14

ずっと豊かな暮らしをしていくために必要なこと

現役世代が負担する保険料を高齢者に分配する『仕送り方式』で公的年金をまかなっている日本では、少子高齢化の加速化に伴い、私たちの世代が老後を迎える頃には、公的年金だけでは十分に暮らしていけない人が増えると予測されています。

ですから、老後資金の確保のために、今月から『確定拠出年金』という国民年金と厚生年金に上乗せすることができる私的年金の対象となる人が拡大され、20歳以上60歳未満であれば、この年金に誰でも加入できるようになりました。
(今までは自営業の人や一定の要件を満たす会社員にしか適用がありませんでした)

これは、銀行や保険会社、それから証券会社などの金融機関が提供する運用商品に、月5,000円から1,000円単位で投資することで、元本と運用益を年金として受け取ることができる制度であり、掛け金が所得税の課税対象から控除されるほか、運用益も非課税となるし、受け取り時も所得控除されるなど、優遇措置が受けられる優れた年金制度となっているので、老後のことを考えるならば、全ての方が検討した方がいい制度だと思います。

おはようございます。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオ 新内です。

もちろん、こんなことをお伝えするぐらいなので、私自身も老後への備えはしっかりと行なっているわけですが、まず私自身の備えとしては、『マイホーム』を持っています。

つまり、このローンを支払い終われば、将来の居住費はゼロ円ということになりますし、マイホームを持っていれば、私自身にもしものことがあった時でも、家族に資産を残すことができます。

また『小規模企業共済』という制度を利用することで、老後資金を貯蓄していっています。

これは、事業主が自分自身の退職金を毎月積み立てていく制度で、確定拠出年金と同様に、全額所得税の課税対象から控除されますし、退職金として一括で受け取ることもできれば、年金のように分割で受け取ることもできるお金です。

また、保険商品においても、保険の特徴である“すぐには増えないが、中長期でジワジワ増えていく”という特徴をうまく利用し、掛け金以上の額が、将来受け取れる商品に加入しています。

そして、死亡保障をしっかりとカバーしつつ、指定の年齢に到達すると、一括受け取りか分割受け取りかのどちらかで受け取ることができるようになっています。

このように、私個人も公的年金をほとんど当てにしておらず、今の生活を少し切り詰めてでも、老後への備えのために、お金を回すようにしています。
もちろん、このようにしておかないと、将来が不安だからなのですけどね(笑)

老後も視野に入れた家づくりを・・・

老後なんていうと、『そんなのまだまだ先のことだし考えられない!』と思われるかもしれませんが、個人的には、家を建てる時には、金銭面においても、また間取りにおいても、老後まで見据えた計画にすべきだと考えています。

毎月の返済額を10,000円増やせば、理想通りの条件の土地が購入できるかもしれませんし、さらに10,000円増やせば、より理想に近づいた家を建てることができるかもしれません。

しかし、その20,000円をうまくカットし、老後への備えに回すことができれば、老後の生活だけじゃなく、日々の暮らしにおいても気持的にゆとりが生まれることになります。

また、間取りにおいても、年齢やライフスタイルが変化しても、それに容易に対応できるような可変性に富んだいつまでも暮らしやすい間取りづくりができないか?
ということを、もっと真剣に突き詰めて考えるべきだと思います。
コストを最小限に抑えつつです。

お金さえかければ、大きな家を建てることはできます。
そして、金利が低いがゆえに、ほとんどの人が、住宅ローンも希望するだけ借りることができるでしょう。

しかし、大きな家にすれば、コストも高くなるし、固定資産税も高くなるし、光熱費だって高くなります。
そして、なにより維持管理が大変になります。
さらに、老後は間違いなく部屋を持て余すことになるでしょう。

であれば、コストのことまでもっと突き詰めて考えて、できる限りコストを最小限に抑えつつも、より豊かに今も将来も暮らすことができる住まいづくりをすべきではないでしょうか?

おそらく、これからは消費税も含め、どんどん税負担が上がっていくでしょうし、介護保険料が上がることだって決定しています。
また、医療費などの負担率も上がっていくでしょう。
そして、冒頭でもお伝えしたように、年金として出せる財源がどんどん縮小していくでしょう。

そんな中でも、豊かに暮らしていけるようにするためにも、どのような家づくりを行なうかは、とっても大切な役割を担っていると思います。

ですから、これから家づくりをされるあなたは社会の流れも含めしっかり勉強していただき、ずっと豊かに暮らすことができるであろう正しい家づくりを行なっていただければと思います。

それでは・・・。

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