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ブログ2018/10/09

現実的な予算でナチュラルな住まいをつくる方法 -続編-

住宅の性能に対する基準が、どんどん高くなっていている現在では、それに比例して建築コストも増加していっています。
ましてや、前回お伝えしたように、それに加えて自然の力を最大限に利用した家づくりを行おうとした場合、土地取得費用や外構工事費用にも、より余分なコストをかけることになってしまうため、家づくりの総予算が大きくアップしてしまうことになります。

そして、その結果、貯蓄が全く出来ず、将来がとっても不安なものになってしまったり、あるいは、やがて訪れることになるメンテナンスのための費用が準備出来ず、その結果、家の寿命を縮めることになってしまったり、あるいは、もっと近い将来で言うならば、家を建てたのはいいものの、日々の生活が苦しくなってしまい、旅行も外食も、そして欲しいモノも車も買えないような状況になってしまいます。

ですから、家づくりを行なう際には、資金計画をしっかり行なうことで、ご自身にとって現実的な予算を知ることと、その予算の中で家づくりを行なう現実的な方法を知る必要があります。
非常に多くの方にとって。

おはようございます。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオ 新内です。

しかしながら、予算を抑えると言っても、今後の暮らしや健康面のことを配慮するとなると決して建てる家の性能を落とすようなことはするべきではないですし、他のモノとは比較にならないレベルの大きな買い物をするわけですから、安っぽいチープな家になることだけは絶対に避けたいですよね?

ですから、今回は、しっかりと高い性能を保ちながらも、自然の力も活かしつつ、かつデザインに優れた家を現実的な予算で家づくりをしていく方法についてお伝えしていきたいと思います。

その1:土地取得費用を抑えること!
家づくりの予算を落とそうとした時に、家だけにその負荷を全てかけてしまおうとすると無理が生じ、どうしても性能を落とさざるを得なくなったり、チープな家になってしまうことになります。

ですから、そんな変なことにならないようにするためにも、家だけじゃなく土地や外構といった費用を同時に抑えるようにするための工夫が必要になってきます。

例えば、同じ分譲地だったとしても、道路の方向が違うだけで、土地価格は大きく違ってきます。
もちろん、日当たりが良さそうな南側道路の土地が、最も土地価格が高くなるのですが、それらの土地は、そうじゃない土地に比べると、坪単価で2万円〜3万円は高めに設定されています。

ですが、もし南道路じゃなくても、設計に工夫を加えることで、それと同等に、あるいはそれ以上に、明るくて暮らしやすい家が建てられるとしたら、その費用を浮かすことが出来るようになりますよね?

また、土地の形の良し悪しによっても、土地価格は大きく違ってくることになります。
正方形だったり、限りなく正方形に近く区割りされた長方形の土地は、見た目もよく、更地でもイメージが湧きやすいことから高めに価格設定がされているのに対し、三角形だったり鍵型になっている、いわゆる変形地は、イメージが湧きにくいことから価格は安く設定されています。

でも、注文住宅の場合、そういった土地の方がむしろ暮らしやすい家が建てられるとしたら、この点においても費用を浮かすことが出来ますよね?

さらに、これは当たり前のことですが、土地面積の大小によっても土地価格は大きく違ってくることになります。
多くの方が、更地の状態の土地を見た時、どうしても土地が狭く感じてしまうことから、なるべく広い土地を探そうとしてしまいます。

ですが、無駄に広い土地を買ったとしたら、土地取得費用だけじゃなく、外構工事にも余分な費用がかかることになるし、固定資産税も高くなるし、庭のメンテナンスも大変な手間になってきます。

ですから、あなたが建てる家にとって必要な広さの土地を購入することが、無駄な費用をカットするために必要不可欠な要素となってきます。

その2:外構工事費用を抑えること!
そして、案外バカにならないのが、この外構工事にかかってくる費用です。
なぜなら、外構工事には、職人さんの手間が非常にたくさんかかってくるからです。

外構工事は建てる家によって、大きくかけるべき予算が違ってきます。
例えば、前回お伝えさせていただいたパッシブ住宅を建てようと思えば、芝を植えたり、植栽をたくさんしたり、また周囲からの視線などにも配慮した庭づくりをしなくてはいけなくなるので、それなりに多額な予算をかけざるをえなくなってしまいます。

また、家のコストを抑えることだけを重視したローコスト住宅なども、周囲から丸見えな家なので、それなりに外構工事に予算をとっておかないと、見た目もチープになるし、実際に、非常に住み心地の悪い家になってしまいます。

他方、デザイン性に優れつつ、防犯性やプライバシー性に優れた家を建てるとなると、周囲との境に大きな塀や目隠しを作る必要もなくなるし、庭の装飾も必要最小限に抑えることが出来るようになります。
そして、その結果、外構予算をミニマムな数字に抑えることが出来るようになります。

その3:家の費用を最小限に抑えること!
では、最後に家の予算をカットするための方法についてお伝えさせていただきますが家の予算を必要最小限に抑えるために、必要不可欠な要素は“面積カット”です。

つまり、必要なものと不必要なものを明確にし、不必要だと思われるスペースを最小限までカットしていくことです。

例えば、家族みんなが1日の大半を過ごすLDKや、荷物を片付ける収納などは、充分な広さを確保したいところですが、ただ通るだけの廊下は、どちらかと言うと不必要ですよね?
廊下があると、ドアを閉めてしまい、暖かい部屋と寒い部屋を作ってしまいやすくなりますしね。

しかし、普通の家では、この廊下だけでも6帖(3坪)ぐらいあったりします。
もし、これをゼロにすることで150万円ぐらいの予算をカットすることが出来るようになるとしたら、それでも廊下は必要だと思いますか?

また、せっかく家を建てるのだから、あれも欲しい、これも欲しい、となる気持ちは分かりますが、そうなれば、どんどん家が大きくなってしまい、建築コストが高くなるだけじゃなく、住んだ後のランニングコストだって高くなってしまいます。

ですから、無駄に多く部屋を作りすぎないようにすることも、費用を抑える上では、非常に大切な要素となってきます。
部屋も保険のように、もしものことを言い出すとキリがないですからね。

いかがですか?このようにして、家づくりの総予算をカットしていくのです。
もちろん、明るさや風通し、それから、それ以外の機能性をすべてしっかり確保しながらです。

ということで、もし、あなたが現実的な予算で家づくりをしたいとお考えであり、しかし、その具体的な方法をご存知ないのであれば、一度弊社にお越しいただければと思います。

その具体的な方法と、その方法で実際に行なった住まいづくりについてゆっくりとお話しさせていただきますので!

それでは・・・。

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