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ブログ2018/09/18

多くの人が見落としてしまう当たり前の費用とは?

『えーーーっ!?こんなことって、どこでも教えてくれることじゃないですよね?』
家づくりでは、土地や家以外にも、様々な費用が必要となってくるわけですが、資金計画の際に、これらの費用についてヒアリングさせていただきながら具体的に算出していってみると、このように驚かれる方が数多くいらっしゃいます。

実際、マイホーム購入に伴って必要になってくる家具や家電の購入費用や、調査してみるまで必要になるかどうかが分からない地盤改良費用を、資金計画に組み込んでくれているかどうかによって、総予算は大幅に違ってくることになるし、選ぶ住宅ローンやローンの組み方によって大きく違ってくることになる銀行に支払う経費を、一体いくらで計上しているかによっても、総予算は大きく違ってくることになります。

もちろん、不親切な会社は、ローン経費はなるだけ安く計上し、家具や家電、それから地盤改良費用を、資金計画に組み込んでくれていなかったりします。

そして、後になってからそれに気付き、あなた自身が、その不足分のお金の工面に四苦八苦することになってしまいます。

おはようございます。
SIMPLE NOTE 岡山南スタジオ 新内です。

例えば、住宅ローン商品は大きく分けて3つあり、地方銀行の多くは、そのうちの当初指定期間だけ金利が固定される”固定金利選択型商品”と借入期間中ずっと金利が固定される”全期間固定金利商品”の2つを主に取扱っているのですが、まず、この2つのいずれを選ぶかによって、初期費用として銀行に支払うことになる費用が大きく違ってきます。

これは、融資手数料が必要か否かという差なのですが、全期間固定金利を選んだ場合、この費用が別途で借入金額の1%〜2%必要になってくるので、(銀行や金利によってパーセンテージが少しずつ違います)仮に、あなたが銀行から借入する金額が2500万円だとしたら、270,000円〜540,000円もの費用が、余分に必要になってくるということになります。

また、銀行で借入するとなると、いずれの商品にも保証料という費用が必要になってくるわけですが、この費用も、一括で最初に全額支払うのか?
あるいは金利に上乗せし分割で支払っていくのか?で、初期費用が大きく違ってくることになります。

先程と同じように2500万円を借りるとなれば、一括で最初に支払うとなると、667,500円もの費用が別途で必要になってきますし、(一括払いの場合、人によって保証料の金額は違ってくるのであくまで一般論です)分割で支払うとなれば、その分金利に0.2%上乗せとなるので、毎月の返済は上がりますが、初期費用は0円になってきます。

この他、銀行で借入をする場合には、事務手数料(32,400円〜54,000円)と、ローンの契約書に貼る収入印紙(20,000円)が必要になってくるわけですが、もし、固定金利選択型商品の10年固定金利を選び、そして保証料を分割で支払うとなると、初期費用はこの事務手数料と収入印紙代だけでいいということになり、つまり初期費用としては5〜7万円もあれば大丈夫ということになるし、また、全期間固定金利商品を選び、融資手数料と保証料を一括で支払うとなれば、事務手数料と収入印紙代とは別途に、100万円以上もの費用が必要になってくるということになります。

さらに、全期間固定商品の中には、フラット35という商品がありますが、このフラット35を利用するとなれば、銀行とは、違った費用が発生してくるようになります。

フラット35では、銀行では必要になってくる保証料と事務手数料は不必要になりますが、融資手数料が必要になってくるのと、それに加えてフラット35の商品の特徴上、つなぎ融資と呼ばれる立替え融資に対する手数料と金利が別途で必要となってきますし、団体信用生命保険が金利に含まれておらず、その費用を毎年別途で支払って加入するようになるため、その初年度分が初期費用として必要になってきます。

とはいえ、フラット35を利用するにしても、窓口となる金融機関によって金利も融資手数料も、そして、つなぎ融資の手数料や金利も、全く違ってくることになるので、一概にいくら必要なのかをお伝えすることは出来ないのですが、例えば、弊社が利用している金融機関であれば、これらを合計すると、だいたい50万円〜60万円ぐらいの費用になっている場合がほとんどです。(借入額、土地の価格、家の価格によって異なってきます)

このように、住宅ローン1つをとってみても、選ぶ商品によって、また銀行によって、必要となる費用が全く違ってくるようになります。
ですから、資金計画においては、これらの費用も漏れなく計上しておかないといけませんし、あなた自身もこういた費用が必要になることを、頭に入れておいていただく必要があるんですよね。

そうしないと、後から困るのはあなた自身ですからね。

また、家具や家電費用も、見落としがちだし、見落とされがちな項目なのですが、これらの費用も、住宅ローンさながらバカにならない高額な費用となります。

新築したとなると、間違いなくそれに合わせて家具や家電を買い替えたくなります。
たとえ、それがまだまだ使えそうだとしてもです。

とりあえず仮住まい用として購入した家具が、インテリアとして新居に合うかどうかという問題があるからですね。

となると、ダイニングテーブルのセットだけでも、安くて10万円はするし、高ければ15万円〜20万円ぐらいします。
また、ソファーなんかも安くても5万円はするものだし、10万円〜15万円ですめばラッキーで、もしかしたら勢い余って30万円ぐらいのものを買ってしまうかもしれません。

冷蔵庫や洗濯機も、決して安い買い物ではありませんよね?
最近は、ドラム式よりも縦型の洗濯機を好まれる方が増えてきていますが、それでも10万円前後はしますし、冷蔵庫だって、ちょっとこだわれば5万円ではとてもじゃないけどおさまらなくなってきますよね?

そして、絶対に必要なのがエアコンですね。
これは必要な台数によって変わってきますが、現在、主流となっているリビング主体の間取りとなると、リビングに設置するエアコンは、けっこう性能が良く、容量も大きいものにした方がいいので、そうなると、リビングのエアコンだけでも、20万円〜25万円ぐらいは必要になってきますからね。

そう考えると、仮に、家電を量販店でまとめ買いして買い叩いたとしても、家具と家電の両方を合わせると、100万円ぐらいかかってきそうな気がしますよね?

もし、我慢して使えるものを使うとなってもそれでも50万円ぐらいは間違いなく必要になってくると考えておいていただいた方が無難でしょう。

ということで、資金計画では、こういった費用などについてもヒアリングさせていただくことで、後から予算が上がることがないようにしています。

こういったことも頭に入れていただきつつ、無理のない、でも出来るだけ理想に近い、バランスのいい家づくりをしていただければと思います。

それでは・・・。

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