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ブログ2018/07/17

家を建てることをゴールに設定していませんか?

『別の会社でライフプランのシュミレーションをした結果、“9万円ぐらいなら返済大丈夫ですよ”と言われたんですけど、やっぱり9万円も払わないといけなのか・・・と考えると、将来のこともあるし、不安で不安で・・・もうちょっと予算を抑えることは難しいのでしょうか?』

このお客様は、共働きで、かつご夫婦ともに、安定したいわゆる良い会社に勤めていらっしゃいます。

ですから、客観的に見てみた場合、9万円ぐらいの返済額はごく一般的であるがゆえに、このお客様にとっても決して無謀な額ではないと判断されてしまいます。

しかし、家づくりをされる多くの方がそうであるように、毎月9万円も住宅ローンで返済していくとなると、やっぱ不安で不安でたまらないものですよね?

おはようございます。
SIMPLE NOTE Okayama Minami Studio 新内です。

例えば、9万円の返済額から住宅ローンの借入額を計算すると、選ぶ住宅ローン商品の金利によっても違ってきますが、平均すると約3000万円ぐらいの住宅ローンを借りることが出来ます。

そして、これに自己資金を足した額が、あなたの家づくりの総予算となるわけですが、3000万円以上も予算があれば、あなた自身にとっても、そして住宅会社側にとっても、家づくりをするには、かなりゆとりがある状態となります。

例えば、それだけの予算があれば、家そのものに2000万円ぐらいお金をかけることが出来るようになりかなり理想に近い家を建てることが出来るようになるでしょうし、土地に関しても、かなり理想に近い土地を、手に入れることが出来るようになるでしょう。

しかし、今後のことを考えると、果たしてそれは正解なのでしょうか?

おそらく、家を建てる時というのは、まだまだお子さんが小さく、お金がかかるとはいえ、決してそれほどの出費ではありません。

家族みんなが同じ空間で過ごすため、光熱費も安く抑えられるし、食費だって、それほどかかるわけではありません。

ですが、これらの費用は、子供の成長とともに、どんどんかさんでいくことになります。それに伴って、あなたやあなたのパートナーの収入が毎年増えていっているのならまだしも、もし毎年横ばいだったとしたら?そして、突然車が故障するようなことになったとしたら?使っていた家電製品が故障してしまった、なんてことになってしまったら?

建てた後の生活、それから老後のことを考えると、必要以上に家づくりにお金をかけ過ぎるのは、決して賢明なことではないのですよね。というより、少しでもその出費を抑えることで、暮らしにゆとりを持たせるようにしていただくことが大切なことなんですよね。

そして、必要最小限の予算の中で最大限の豊かさを得られるような家づくりをしていただければと思います。

それでは・・・。

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