ブログ2018/06/19
『この隣のお洒落なお家も○○さん(住宅会社)の建てたお家ですか?』
『いえ、隣のはうちじゃないのですが、こんな家はとっても暮らしにくいんでやめた方がいいですよ!』
少し前に小耳に挟んだ話ですが、これは、とある住宅会社のベテラン営業マンが弊社の家を見て質問されたお客さんと話した内容みたいです。
そりゃあ、かなり長く住宅の仕事に携わっている方でさえも、そんな家がどんな間取りなのか?が全く分からないわけですから、これから家を建てようと思っている方が、デザイン性に一際優れた家の中身がどうなっているのか?なんてことは想像もつかないことでしょう。
おはようございます。
SIMPLE NOTE Okayama Minami Studio 新内です。
『デザイン性に優れた家=暮らしにくい』というイメージは、多くの方が持ってらっしゃると思いますが、弊社では、なにより暮らしやすさを一番に考えて設計をしています。
まずは・・・『プライバシー性』への配慮です。
例えば、間取りプランを考える場合、南側にはリビングをレイアウトし、その南側には大きな窓を設置するのが一般的な設計です。
でも、その窓の向こうが道路だった場合、人目が気になってしまうので、窓は完全に閉め切った状態になりますし、カーテンだって開けることすら出来ません。
そして、そうなれば風は一時的にしか通せませんし、南からの直射日光だって自ら遮断してしまうことになり、あまり大きな窓を取った意味がなくなってしまいます。
つまり、南に大きな窓をとることは、とても当たり前のようになっていますが、必ずしもそれが正解ではないということなんですよね。
弊社では、その敷地に合わせて窓も含め設計の仕方が大きく異なります。
例えば、景観がとっても美しく視界を遮るようなものなく、そして人目が気にならなさそうな土地の場合であれば、リビングに大きな窓を設置することで大量の光をとりこみながら同時に景色も楽しんでいただくようにしますが、人目が気になって住みにくそうな土地の場合であれば、窓の作り方に工夫をすることで、採光や通風を確保するようにします。
あくまで、そこで一番暮らしやすい間取りがどうなのか?を中心に間取りプランを考えていくというわけです。
また、そのような設計をすることで、『防犯性』も格段にアップします。
多くの家がそうなのですが、どこにリビングがあり、和室があり、キッチンがあり、そして洗面があり、お風呂があり、トイレがあり、階段があり、寝室があり、子供部屋があり、というのが一目見れば手に取るように分かります。
さらに、窓の形状だって丁寧にセオリー通りにプランするので、より一層それらを分かりやすくしています。
例えば、勝手口があれば、そこはかなり高い確率でキッチンがあると言った風にね。
こうなると、決して防犯性が良いというわけではありませんよね?
ですから、外から見ただけでは中がどうなっているのかが全く分からないような設計をすることも、けっこう大切なことになるんですよね。
また、常識にとらわれずに窓をつくるようにするだけでも、外から中がずいぶん分かりにくくなるんですよね。
窓は風が採り込めて、光がたっぷり採り込めればその役割を充分果たしてくれるわけですからね。
その形状にこだわる理由なんて一切ありませんよね?
もちろん、動線にも、明るさにも、風通しにも、そして耐震性にも、断熱性にも、たっぷり配慮した家であることは言うまでもないのですが、ここでご説明すると長くなりそうなので、ぜひ一度、弊社の住まいをご覧いただければと思います。
おそらく外から見た家の姿からは、想像もつかないような家の中があなたを待っていると思います。
ぜひ、足を運んでいただき、その暮らしやすさとカッコ良さを同時にご体感いただければと思います。
それでは・・・。