コラム

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2026.03.07

大切な住宅ローンを正しく理解しよう!

大切な住宅ローンを正しく理解しよう!

資金計画では、
自己資金と住宅ローンの借入額を決めることで、
家づくり全体の予算を
いくらに設定するのかを算出していきます。

そして、この自己資金が
どれくらい用意できるのかによって、
選ぶべき住宅ローンの考え方も
大きく変わってきます。

おはようございます。

SIMPLENOTE 岡山南スタジオの新内です。

例えば、
準備できる自己資金がそれほど多くない場合、
家づくりに必要な費用の大半を
住宅ローンで賄うことになります。

そうなると、
返済期間を長く設定せざるを得ず、
金利上昇による返済額増加のリスクを避けるために、
金利がずっと変わらない
固定金利型の住宅ローンを
選ぶ必要が出てきます。

たとえ、
変動金利型に比べて金利が高く、
毎月の返済額が
大きくなってしまうとしても、です。

一方で、
十分な自己資金を用意できる場合は、
返済期間を短く設定することが可能になり、
金利上昇によるリスクを
ある程度抑えることができます。

その結果、
固定型より金利が低い
変動型の住宅ローンを
選択することもできるようになります。

このように、
自己資金の状況によって
適した住宅ローンは異なりますし、
収入や年齢、土地をすでに所有しているかどうかなど、
さまざまな条件によっても
選ぶべき住宅ローンは変わってきます。

資金計画では、
こうしたあなたの状況を踏まえた上で、
最適な住宅ローン選びを行っていきます。


✔ 住宅ローンの種類を知っていますか?

住宅ローンは大きく分けると、
「変動型」と「固定型」の
2種類に分類されます。

さらに「変動型」は、
純粋な変動型と
「当初期間固定型」の
2つに分かれます。

当初期間固定型とは、
3年固定・5年固定・10年固定など、
地方銀行が主力として扱っている
住宅ローン商品ですね。


✔ 変動金利型住宅ローン

変動金利型は、
金利が低く設定されている反面、
市場金利の動きに応じて
金利が上下します。

そのため、
金利が上昇すれば、
返済額も連動して
増えていくことになります。

ただし、変動型には
金利が上がっても
5年間は返済額が変わらない仕組みがあり、
さらに5年後に返済額が増える場合でも、
上昇幅は最大25%までに
抑えられています。

では、
具体的にシミュレーションしてみましょう。

借入金額3,000万円、
金利1%、35年返済、
元利均等返済、ボーナス返済なし、
という条件で計算してみます。

この場合、
毎月の返済額は84,765円です。

この金利のまま
2年間返済を続けたとすると、
2年後の利息は、
28,553,730円(残高)×1%÷12か月=23,794円
となります。

つまり、
金利が上がらなければ、
25回目の返済では
84,765円から23,794円を差し引いた
60,891円が元金返済に充てられます。

では、
もし金利が上がってしまったら
どうなるでしょうか?

極端な例ですが、
2年後に金利が3%になった場合、
利息は、
28,553,730円×3%÷12か月=71,384円
となります。

返済額は84,765円のままですから、
元金に回せるのは、
84,765円−71,384円=13,381円
しかありません。

つまり、
返済しているにもかかわらず、
金利上昇によって
元金がほとんど減らない、
という状況になってしまうのです。

さらに、
金利が4%に上がった場合は、
28,553,730円×4%÷12か月=95,179円となり、
利息が返済額を上回ってしまいます。

そうなると、
元金は減らないどころか、
84,765円−95,179円=10,414円分の
未払い利息が
毎月積み重なっていくことになります。

現状では、
住宅ローン金利が
短期間で2〜3%も上昇する可能性は
高くないと考えられています。

しかし、過去を振り返ると、
1年で2%、
2年で3%上昇したケースもあり、
可能性がゼロとは言い切れません。

だからこそ、
メリットだけでなく
デメリットもしっかり理解した上で、
住宅ローンを選んでいただきたいのです。

次回は、
変動金利の一種である
「当初期間固定型」について、
詳しくお伝えしていきます。

それでは・・・。